ソシャレンって知ってる?メリット・デメリットを分かりやすく解説

アイキャッチ_ソーシャルレンディング投資の勉強
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のってぃー
のってぃー

最近テレビCMや雑誌なんかでもソシャレンって言葉を聞くことが増えた印象だけど、猫太郎くんは知ってる?

猫太郎
猫太郎

スマホでやるゲームのことだにゃ。僕も暇つぶしによくやってるにゃ。

のってぃー
のってぃー

うん、それはソシャゲだね。
ソシャレン、正式にはソーシャルレンディングは、投資信託と同じように複数の投資家から資金を集め、その資金を運用する方法だよ。

ソーシャルレンディングとは何か?

ソーシャルレンディングとは、ソーシャルレンディングの運用会社が複数の投資家から資金を集め、資金を必要とする企業や個人に貸し付けた際の返済金を投資家に分配する仕組みの金融商品です。

わかりやすいように、ソーシャルレンディングの仕組みを図にしてみました。
ここでは、不動産購入型のソーシャルレンディングを例にしています。

ビジネスモデル_ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングの流れ

まず、私たち投資家がソーシャルレンディング会社と匿名組合契約を結び、出資します。

ソーシャルレンディング会社は、投資家から出資された資金を元に、お金を借りたい人(借受人)に貸付を行います。

ソーシャルレンディング会社から貸付を受けた借受人は、その万が一返済ができなくなった場合の補償のために担保を設定します。借受人が不動産業の場合は保有・購入予定の土地や建物が担保になることが多いです。

,借受人は、ソーシャルレンディング会社から借受けた資金を元に、不動産を購入します。

, 借受人は、購入した不動産をさらに別の購入希望者に販売します。

借受人は、購入希望者に販売した不動産の売却益を元に、ソーシャルレンディング会社に対して借入金の返済を行います。

ソーシャルレンディング会社は、借受人から受け取った返済から自社の手数料を差し引いた上で、投資家に対して利益の分配・償還を行います。

匿名組合とは

ここでいう匿名組合とは、投資家が出資した資金を元手としてソーシャルレンディング会社が運用を行い、儲かった利益を投資家に分配することを約束する契約形態のことです。

猫太郎
猫太郎

ソーシャルレンディング会社は、お金を借りたい人と投資したい人を繋いで手数料を稼いでるんだにゃ。

のってぃー
のってぃー

そうだね。でも単に借手と貸手をマッチングしているだけじゃなくて、借手がきちんと返済できそうか?といったこともソーシャルレンディング会社が審査してくれるよ。

ソーシャルレンディングのメリットとは?

ソーシャルレンディングには以下のメリットがあります。

順に見ていきます。

プロに資産運用をおまかせできる

ソーシャルレンディング会社は、投資家に代わって様々な業務を行います。

具体的には以下のような業務です。

ソーシャルレンディング会社が代行する業務
  1. 借受人の信用調査、返済能力の審査
  2. 担保の設定、担保の妥当性の査定
  3. 返済金の徴収、支払い遅延時の督促

いずれも知識とノウハウ、人手が必要なものです。これらを個人でやろうとしたら相当な負担になりますよね?

ソーシャルレンディングではめんどうなことをプロが代行してくれますので、個人では参入が難しい不動産や太陽光にも投資することができます。

一方で私たち投資家がやらなければならないことはシンプルです。

ソーシャルレンディングで投資家がやること
  1. 安心して出資できるソーシャルレンディング会社・案件かを調査する
  2. 設定されている担保が、自分の許容できるリスクの限度内に収まっているかを確認する

以上です。簡単ですよね。

あとは出資さえしてしまえば、ソーシャルレンディング会社が資産運用を行ってくれます。

猫太郎
猫太郎

これなら忙しい僕でも続けられそうにゃ!

万が一の場合の担保が設定されている場合が多い

株式や債権の場合、担保が設定されていないため、原本割れが起こればその損失は全て私たち投資家の負担になります。

一方ソーシャルレンディングの場合は、担保が設定されている案件が多くあります。
担保が設定されていれば、万が一事業が計画通りに進捗せず、借受人からの返済が滞った場合でも、担保を売却して損失を補填することができます。

ソーシャルレンディング会社や案件によって担保の有無や条件は異なりますので、ご自身の資産運用スタイルに応じて出資対象を選ぶことが必要です。

ソーシャルレンディングのデメリットとは?

ソーシャルレンディングには以下のデメリットがあります。

順に見ていきます。

開示される情報が限定されている場合がある

ソーシャルレンディングは、貸金業法という法律に準拠して運営されています。

貸金業法では、資金を貸し付ける人(貸付人)は第二種金融商品取引業の登録を受ける必要があります。簡単にいうと、ビジネスとして人にお金を貸すための免許のようなものです。

ソーシャルレンディングでは、ソーシャルレンディング会社が第二種金融商品取引業者として私たち投資家と借受人をマッチングするため、私たち投資家は無免許で資金を出資できます。

金融庁のホームページによると、

ソーシャルレンディングにおいては、一定の要件を満たした場合、資金の出し手である投資者が貸金業者に該当すると判断される場合があります。

金融庁『ソーシャルレンディングへの投資にあたって』参照

と記載があります。

私たち投資家があたかも第二種金融商品取引業者のように借受人を精査し、貸付金額、金利、返済方法、貸付期間等の重要な事項を決定している場合、私たち投資家は貸金業者とみなされます。

その場合、第二種金融商品取引業者登録をしていない私たち投資家は違法な貸付を行っていることになり、法律に抵触してしまいます。

これを防ぐために、ソーシャルレンディングではソーシャルレンディング会社から投資家に開示される情報が非常に限られるという状況がありました。

その結果、投資家がソーシャルレンディングへ投資する際の判断材料が少ないことを悪用し、不誠実な営業を行うソーシャルレンディング会社が横行。投資家が被害を受けるケースが頻発しました。

その対策として、金融庁から2019年3月18日に新たな発表が行われました。

借り手が法人であり、かつ、事業スキームは商法上の匿名組合契約によるものとし、投資者と借り手が接触を禁止する措置が図られている場合には、借り手の情報を開示しても、投資者の貸金業登録は不要とする。

金融庁『ソーシャルレンディングへの投資にあたって』参照

結論だけ簡単にいうと、私たち投資家と借受人が直接接触できないようにしてあれば、ソーシャルレンディングに投資する際の判断材料となる情報をもっと開示してOKになったということです。

その後、金融庁発表に従い、投資家への情報開示を進めたソーシャルレンディング会社も多くありましたが、
一部の会社ではいまだに情報開示が進んでいないのが現状です。

猫太郎
猫太郎

僕は歴史は苦手なんだにゃ。つまり結局どういうことなのにゃ?

のってぃー
のってぃー

要点をまとめると、
運営実績があって適正な情報開示をしている会社を選べば、あとはおまかせで資産運用してくれるので初心者にもおすすめ。だよ!

猫太郎
猫太郎

にゃんだ。最初からそう言ってにゃ!

のってぃー
のってぃー

ごめん。(良かれと思ったのに。。)

ソーシャルレンディング会社が破綻する場合がある

ソーシャルレンディングには担保が設定されていることが多いとご説明しましたが、それは貸付先の企業・個人が破綻した場合の補償です。
ソーシャルレンディングを運用する会社自体が破綻した場合、最悪のケースでは出資した資金の全額を失う可能性があります。

信頼できる会社を選ぶこと、利用する会社を複数に分散することで、リスクを抑える必要があります。

猫太郎
猫太郎

ソシャレン、簡単だし良さそうだけど、運営会社によっては結構リスクがあるのかにゃ?

のってぃー
のってぃー

そうだね。投資家にウソの投資情報を公開したり、勝手に自分の親族の会社に融資したりと、かなり悪質な会社もあるよ。(当然行政処分されています)
信用できる会社を選ぶことが大事だよ。

猫太郎
猫太郎

でも、どうやったら信用できる会社かわかるのかにゃ?

のってぃー
のってぃー

それには判断ポイントがいくつかあるよ。
長くなってきたからそれはまた次回。

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